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住宅を残しながら返済をしていく(個人民事再生)

49才男性 会社員 Aさん : 妻 子供2名 住宅ローン付の持ち家あり

これまでの経緯

Aさんは15年前にマイホームを購入し、返済を続けてきました。勤務先のマンション建設会社の業績もよくボーナスも十分に支給されていました。二人の子供にも恵まれ、かわいさのあまり節約を考えずに外食や旅行にも頻繁に出かけていました。もっと節約をして貯蓄をしなければとの思いはありました。そんな生活を続けながらも、なんとか家計が赤字になることはありませんでした。

そんななか、マンション会社も不況の影響で、毎月の給料が3分の2になり、ボーナスも支給がなくなりました。稼ぎが少なくなっても、出費は変わりませんので、足りない分はカードローンや消費者金融で借りる生活を5年ほど続けました。

いよいよ、首の回らなくなったAさんはなんとかならないものかと、当事務所に相談にこられました。

結果

Aさんは会社員で、少なくなったとはいえ毎月安定した給料がありますので、個人民事再生手続を選択しました。この手続は裁判所に申立をし、認可を受けることによって、住宅ローン以外の借金を原則5分の1として、3年で返済をしていく手続です。住宅ローンはそのまま返済を続けます。この手続によって、相談前毎月総額25万円の返済が必要でしたが、相談後は毎月総額11.8万円の返済となりました。

順調に3年経過すれば住宅ローン以外の借金はすべて終了しますので、4年目からは住宅ローンの月9万円の返済のみです。Aさんは、再び家族旅行に行く日を楽しみに毎日お仕事に励んでおられます。

  相談前 相談後
借入額 毎月返済額 借入額 毎月返済額
借金の内訳 住宅ローン以外 510万円 16万円 102万円 2.8万円
住宅ローン 1,810万円 9万円 1,810万円 9万円
合計 2,320万円 25万円 1,912万円 11.8万円
ご相談前 ご相談後
毎月返済額 25万円 毎月返済額 11.8万円
  1. 住宅ローン以外の借金が約5分の1になる
  2. マイホームを手放さずに手続できることも
  3. 住宅ローンについては変更なし
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