Bさんは、仕事の付き合いを断りきれない性格で、飲み会やゴルフなどに毎月のお小遣いでは足りないほど参加していました。お小遣いが足りない分は、妻に内緒で消費者金融等で借りて補っていました。

消費者金融会社は毎月の利息だけ支払えば返済を催促してくることも無かったので、あちこちで借入を続けるうちに借入総額は200万円を超えました。

この時点で妻に打ち明けました。妻の協力もあり、ボーナスである程度まとまった返済をしましたが、毎月の家賃や子供の教育費の出費も大きく新たな借入をして、自転車操業状態となりました。子供の将来を考え、このままではダメだと思い直し、思い切って当事務所に相談されました。

Bさんは借入期間が長い取引先が含まれていたため（※3）、下記表のとおり、引き直し計算を行うと既に過払い状態になっている取引先が、2社で合計236万円ありました。

借金が残る5社についても引き直し計算により、借金の総額が107万円となりました。そこで、速やかに過払い金の返還を受け、5社に対して一括で返済しました。結果借金はゼロとなりました。

Bさんは、「これからは絶対借入はしない」と奥様にお約束され、笑顔でお別れしました。

ご相談前		ご相談後
借金337万円		借金107万円 過払い金236万円　全額返還